語学が堪能なタイ人は要注意

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みなさん、こんにちは!
みなみです。

タイはタイ語という独特の言語を使います。
英語と全然違うので会話は分かりにくいですし、ましてや文字はアルファベットではないので、これは暗号か!? と言いたくなる感じです。

一番の理想は日本人が勉強してタイ語ができることですが、現実的には難しい・・ということで、通訳を雇う会社が多いです。
しかしながら、通訳は便利な点もあれば、大きな問題を引き起こす火種になる可能性もありますので、慎重に選ぶ必要があります。

そこで今回は、通訳を採用する時の注意点を紹介していきます。

1 面接で入念にテストをする

タイ人の通訳は、人によって能力の差がすごく大きいです。
この人は日本人か!? と思うくらいすごい人もいれば、全然使い物にならない人もいます。
また、会話と漢字の読み書きの両方ができる人もいれば、会話だけできて読み書きはできない人もいます。

なので、面接でよくテストすることが必要です。
テストでは、その会社で実際によく話す内容、よく使う文書を訳してもらうと良いです。
業務に全然関係ない内容ではテストをする意味がないので、テストの内容は大事です。

2 ストレスを感じるテストで本質を見抜く

毎日仕事をしていれば、良いことばかりでなく、悪いこともよく起きます。
お客様から苦情がきた、商品に不良があって謝罪文・原因・対策の報告書を出す、従業員の不満・・など、良くない内容を訳す場面も多く出てきます。

ここで要注意なのは、そうした内容を訳すのを嫌がる通訳が一定数いるということです。
内容をよく理解していながらわざと訳さない、うそをつく、当たり障りのないように訳す・・

僕も昔タイ語が全然ダメだった頃は通訳を使っていましたが、こうした通訳がいて本当に痛い目に遭ったものでした。

お客様から苦情があっても、すぐ対応する、真摯に対応すれば、解決できる可能性は十分ありますが、通訳がそうした内容を訳すのを嫌がって隠し続けて、日本人がやっと気づいた頃にはお客様の不満は頂点に達していてもはや解決不能、失注した・・なんてことがありました。

たとえ能力が高くても、希望給与が安くても、こうした人材は絶対採用してはいけないです。
通訳がストレスに感じる内容もしっかりテストに入れて、その時どう訳すかをよく見るようにしましょう。

3 通訳ができるから仕事ができるとは限らない

タイ人なのに日本語や英語などがペラペラな姿を見ると、日本人はすぐ “この人すごい・・!!” と感じて、つい即採用しがちです。

その人は通訳のみをする、他の仕事は一切頼まないならそれでも良いですが、もし他の仕事も頼むつもりなら、頼む仕事のスキルも確かめましょう。
通訳の能力は高いのに、他の仕事は全然ダメ・・という人もいますので、気をつけましょう。

4 語学ができるからその国の文化・習慣を理解しているとは限らない

タイ人通訳が日本語が堪能な姿を見たら、その通訳はきっと日本の文化・習慣も理解している・・
タイ人通訳が英語が堪能な姿を見たら、その通訳はきっと欧米の文化・習慣も理解している・・

日本人はついそう感じがちですが、実は違います。
言葉は堪能であっても、やること、成すこと、考えることは一般のタイ人と同じです。

日本にはおもてなしの文化がある・・だからタイ人通訳も日本人と同じようにおもてなしの精神で動いてくれるはず・・とはなりません。
常に見解のズレは起きますので、気をつけましょう。

5 通訳に頼り切りは危険

優秀な通訳が常駐していると、つい頼り切りになり、日本人がいつまでたってもタイ語を覚えない・・となりがちですが、これは危険のサインです。

通訳がずっと誠意を以って仕事をしてくれれば良いですが、人間誰でも魔が差すものです。

最初は真面目なのに後から本性を出してきて、やがて社長でもないのに勝手に会社を取り仕切ってしまう、”これは社長が言ったことです” などとうそをついて、通訳の好きなようにやってしまう・・
会社のお金も好きなように動かしてしまう・・

こうしたことは、タイではよくあることです。
僕が初めて赴任したタイの会社がこうで、1,000万円以上のお金を使い込まれて、撤退を余儀なくされました。

僕の知り合いの方も同じ経験をしていて、その方は今は起業していますが、ご本人は同じ失敗を繰り返さないためにタイ語ペラペラになって、通訳なしで運営しています。

タイに赴任して間もないうちは通訳を使うのはやむを得ないですが、ずっと通訳に頼り切りは危険、不正の温床になりやすいです。
それにもし通訳なしで仕事ができるようになれば、コスト削減にもなります。

どうにかタイで成功したい、不正から会社を守りたい、低コストで運営したいなら、通訳に頼り切りはやめた方が賢明です。