みなさん、こんにちは!
みなみです。
タイで仕事をしていると(特に経験の浅い駐在員から)よく言われることがあります。
僕が会計事務所にいた時も、クライアントさんから散々言われたものでした。
僕も、タイに来て間もない頃はよく言っていました。
それは “絶対確実、間違いない情報を出してほしい・・” です。
慣れない海外で仕事をしていて心配で仕方がないので、ワラをもすがる気持ちで言いたくなる気持ちは分かるのですが、タイではいろんな経験をするほどこれが難しいことに気づかされます。
僕はタイで10年以上暮らして、仕事もしてきましたが、タイは日本よりも変化・不確実性が明らかに高いです。
決まった・・と思いきや、後から変更、取りやめ、振り回される・・ことが多いです。
日本では、ニュースで発表された、閣議決定した、国会で決まった・・となれば、ほぼ100%正式決定と解釈されます。
後から変更、取りやめ・・はまずなく、振り回される心配もないです。
一方タイは、これらは正式決定とはなりません。
タイではこうした段階では、後から変更・取りやめになることがよくあります。
なのでタイ人は、まだ分からない、どうせ後で変わる・・くらいの感覚でいます。
例えば、最低賃金の改定、退職金共済の拡充など、ニュースで発表されたものの、後で取りやめ、内容が変わった、公文書が出て正式決定したのはかなり後になった・・ということは数えきれないくらいあるのです。
ではタイは何を以って正式決定となるのか・・!?
それは、トップレベル(大臣・知事など)がサインした公文書が公布された時です。
これが出たら、絶対確実、間違いない・・と思って大丈夫です。
あとは、タイでは同じ質問をしても相手によって答えが違うことがよくあります。
日本では、何か問い合わせをする時、電話で聞いても、窓口に行って聞いても、答えは同じで安心です。
聞いた相手によって答えが違うことはまずないです。
一方タイでは、電話で聞くのと、窓口に行って聞くので答えが全然違う・・ということがよくあります。
さらに窓口に行って聞いても、係員によって答えが違うこともあるのです。
聞く方としては、いったいどれが正しいんだ!? と叫びたくなることがあります。
例えば、タイで仕事をするには就労ビザが必要ですが、必要書類、申請方法は何度も変わっています。
昔は必要書類をそろえて大使館に出向いて申請する、予約制ではないので朝早く行って順番待ちをする・・というしくみでした。
それが予約制に変わり、2025年からは大使館に行く必要はなく、全部オンラインで完結・・と変わりました。
それらに伴って、必要書類も変わりました。
係官によって必要書類に違いがあるうえ、状況によって追加を求められることもあるので、その結果ネット上ではいろんな情報が出回ってどれが正しいのか分からない・・となりました。
なのでタイで問い合わせをする場合は、窓口に行って聞く、その件を担当している人に取り次いでもらったうえで担当者に直接聞くのが確実、他の係員に聞いてもあてにならない、と思うのが正解です。
みなさんもタイで仕事をする時、役所の手続きをする時にいろんな情報が錯綜してどれが正しいんだ!? 確実な情報を出してくれ! と思う時が多々あると思います。
まずは冷静に状況をよく見る、一発でスムーズにいくことを期待しない、何度か調整・やり直しがある、最後に希望通りの結果になればそれで良し! それぐらいのゆとりを持って臨むようにしましょう。


