みなさん、こんにちは!
みなみです。
今回の内容は、ビザなしでタイに来られる方は気にしなくて大丈夫です。
タイはこんなのがあるんだ・・と参考程度で見てもらえればと思います。
でも!! タイに長期滞在するなら、どうしても必要なモノがあります。
・パスポート
・ビザ(留学、仕事など、目的に応じたものを取ります)
・労働許可証(仕事をするなら取ります)
・90日レポート(90日ごとに住んでいる住所をイミグレーションに届け出ます)
昔はこれら4点だったのですが、2019年あたりからもう1点加わりました。
それは TM30 というモノです。
TM30とは、
・タイで外国人を滞在させたら、
・家主がイミグレーションにその旨の届出をする(この時の申請書をTM30と呼びます)
・イミグレーションが届出を受理しました・・という控を出す
というものです。
なので日本人がアパートなどを借りたら、家主はイミグレーションに届け出をします。
なーんだ、家主がするんだから借りる側は関係ないんでしょ!?
本来はその通りです。
昔はそれで良かったのですが、2019年あたりからルールが変わりました。
今はビザに関する手続きをする時に、TM30を受理したという控を毎回求められるようになりました。
90日レポートの手続きをする時も求められますので、少なくとも3カ月おきに毎回求められることになります。
1回だけ・・ではなく、毎回です。
ビザに関する手続きは、部屋を借りている日本人がします。
仕事をしていれば会社がやってくれますが、移住・留学でしたら自分でするか、代行業者に頼むことになります。
一方、TM30は家主がやって、日本人は控を受け取るのみです。
ということは、家主がちゃんと手続きをしてくれれば良いのですが、もし家主がテキトーだったら・・!? そう、控を受け取れないのです。
日本人はビザの手続きをするたびに、控を出す必要がある・・
でも家主がテキトーだったら、その控がない・・
日本人はビザに関する手続きができない!! となるのです。
90日レポートもできないことになります。
僕はタイで10回引っ越しをしたことがありますので、いろんな家主を見てきましたが、残念ながらTM30を知らない、やったことがない、知っているけどやるのを渋る人はいます。
なぜ家主はTM30を渋るのか・・
・TM30を出したら、家主が外国人に部屋を貸したことが役所に知れ渡る
・役所は、家主が家賃収入を得ることが分かり、その分の所得税を求める
なので家主はTM30なんか出したくない!! となるのです。
うわー難しい! 面倒臭い! と思うかもしれませんが大丈夫、良い方法があります。
日本人が取るべき方法はただ1つ、部屋探しをする時にTM30をちゃんとやってくれる家主の物件を選ぶことです。
そんなの分かろうかっ!? と思うかもしれませんが、方法は超簡単です。
内覧の時に不動産屋に聞く、たったそれだけです。
TM30の話をした時に自信ある返事があれば良いですが、TM30を知らなかったり、少しでもあやしい感じだったら、やってもらえない可能性が高いということです。
少しでもあやしければ、どんなに好条件でもその物件は絶対やめた方が良いです。
僕が部屋探しをする時は、さらに確実な方法を取ります。
それは、部屋を借りる時に敷金・前家賃を払うのをTM30の控を受け取った時にする、というものです。
普通は契約したらすぐお金を求められますが、お金はTM30の控を受け取った時ね! と先に明言しておけば、確実です。
TM30の控が出たらすぐお金を出せばいいですし、もし出なかったらお金を出さないで済みますので、こちらはリスクゼロ、余計な心配をしなくて済みます。
万一、TM30をどうにも渋る物件を選んでしまったら、ビザの手続きも90日レポートもできず詰みます。
すぐ引っ越しを考えましょう。


